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「パソコン普及のガン」となっている現行のキーボードの奇妙な文字配列は、いつどうしてできたのか?
―その経緯と簡便確実な改良法 意外な事実 8 英文タイプの文字列も実はいいかげんだった ローマ字入力は思考の中断と停滞を生む 英文タイプのローマ字の配列も、いつどうして作られたものか確実な文献がありません。割合に耳にするのは、古い時代の活字レバーが絡みつくことがあったので、それを避けるような配置にしたという通説ですがこれは明らかな誤りです。 なぜかというと、約120年前、アメリカのレミントン親子商会で世界最初のタイプライターが商品化されたときの製品は、ロール状のプラテンに紙を巻きつけてセットし、打鍵すると真下に円形に配列されたバーが上がって文字をしたから打つ、つまり打ち終わってプラテンを持ち上げてみないとミスがあったかどうかわからない、というような代物でバーが絡むことなどなかったからです。現在の英文タイプの活字配列の基準は、当時のアメリカの印刷職工組合の活字工の使う活字棚の文字配列に準じたというのがいちばん信憑性が高い説とされています。当然、これは経験により、ERとかTHとかは拾いやすいように近付けていますが、あくまでカンと適当な割り付けによるもので、科学的な統計に基づくいたものではありません。このため、昭和初年にドボラック博士による科学的なキーボード配列が提案され、実験の結果このほうがはるかに効率の良いことが証明されたのですが、
等の理由により、アメリカでは特定の州庁とか会社で使用されているのとどまっています。 このもともと不合理な英文字キーによりローマ字入力を行っているのが現在の日本のパソコンユーザーの大多数ですが、この方式には次のような根本的諸欠陥があります。
要するに、現行のキーボードは、旧かな入力方式にはもちろん[レッドカード]ですが、ローマ字入力方式にも[イエローカード]なのです。 |
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